Cocoons and Psychology
撒かれた場所と心理学
もの凄く鍛えたわけでもないし粗食なのに筋肉質で、筋肉に頼るうちにより筋肉が増した脳筋ゴリラ医師
議論屋で喧嘩早いが、納得すれば素直に認める人の良さがある。
地位や階級で人を見ず、公平で平等に接するため、階級社会の19世紀イギリスでは煙たがられやすい。
唯一の例外は当時のヴィクトリア女王で、会ったことはないが心の拠り所にしている。
率直な姿勢は、解決へのエンジン。
彼の頑健な心身が、現状に風穴を開けるだろう。
ただ、開けて言い風穴ばかりだといいが。
この先は物語の未来の話。
彼は殆ど全てを失った。
残ったのは医者の腕だけ。
情熱がどれだけ凍り付こうとも、責務はめまぐるしくやってくる。
救いかもしれない。拷問かもしれない。
それで助かる命があるなら、彼は友に代わって命に祈りながら、救い続ける。