trauma,organon,dialektike
魔述、理論武装討
御手座巴の契約イデアは【軍なる立法学者】
珍しい群体のイデアで、複数体それぞれが異なるバージョンの情報を貯蔵している。
イデアの能力は平均的だが、舞台である曉津島の地鎮(とこしずめ)なので、能力にいくらかのブーストをかけられる。
理論武装は弭槍(はずやり)【雷上動】
魔述/理論武装/身体能力
能力値は全て高水準
魔述師として恵まれた教育を受けたわけではないが、祖母の遺品などから独学したのだろう。
彼女の持つ直観像記憶=五感入力全てを圧縮せず劣化させずに記憶する能力が、大いに助けになったことは想像に難くない。
彼女は過去の体験全てを再読し、必要な情報をさらいなおせるからだ。
しかし知性が、単純な暗記に依存しないように、用途を見いだしてこそ真価を発揮するものだ。
彼女はそれだけでなく、自己研鑽に余念がない。
弭槍(はずやり)やりという近接攻撃も可能な弓を、独自の運用法で戦いに用いる姿からもそれが窺える。
知性/意思/狂気/関係
知性の数値は高いが、評価として危うい。
専門教育を受けたのでなく独習したものには、思いがけぬ穴がある。
学習意欲の高さが補い切れれば、最高水準の頭脳と言える。
意思は、トップレベル。
彼女は背負わせられたものに忠実だ。それだけを生きる意味、死ぬ価値とするほどに。
膨大な記憶の貯蔵が彼女の恒常性を支えるため、狂気には陥りづらい。
忘れないことは、変わらないことだ。
物静かで冷たいと評される性格ながら、関係パラメーターは悪くない。
魔述師となっても日常と絆を断たぬようにと教えた、亡き祖母のおかげかもしれない。